イスラム圏・イラン

イスラム圏はその国々、また地方などでも細かい戒律の違いがあるので一概に判断することはできかねます。

しかし結婚観に関して特に女性に対する考え方として大差ないものも多いので、そこら辺のお話しを。

イスラム教の戒律は厳しく、結婚前の男女が交際することすら良くないこととするものです。

結婚相手は親が決め、夫婦となる二人は結婚当日初めて顔を合わすのが伝統的なイランでの結婚でした。

しかし若者の中では開かれた民主主義へのあこがれも高く、スカーフで全ての髪の毛を隠すことが女性に義務付けられている戒律を完璧に守っている方が珍しくなっています。

ご多分にもれず女性の高学歴化はこのイランでも目覚しく、今では男性よりも女性の大学進学率は上回っています。

そういった女性は自分よりも経済力や学歴が上回る男性との結婚を希望しますし、反対に男性は高学歴の女性を避けたいと思っているようです。

学歴よりも素直で家事が卒なくこなせる女性をお嫁さんにしたいと考えるのでしょう。

またそこそこの信仰心のもとで育った子どもは、敬虔なイスラム教との結婚を「保守的すぎる」と警戒します。

そういった面でも、婚活の窓口は狭まっていくのです。

加えて結婚相談所などはイスラムの教えに反するものですから、違法性が高いと判断されてしまいます。


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イスラム圏・イラン2

そのような環境下でテヘランにある唯一の結婚相談所「若者の希望の家」は大変な人気です。

会員数も急激に増えているとのこと。

この需要の大きさを察して、政府も違法性を感じていながらお目こぼししている状態なのだとか。

会員は女性が3分の2を占め、ほとんどが高学歴。

男性はどちらかと言えばホワイトカラー以外に偏っている様子です。

これでは先にお話しした結婚相手への希望とはかけ離れ、平行線をたどるものとなってしまいます。

週に一回40人前後の男女が集う会合なども開催され、そこで意見交換をしながら親交を深める婚活の方法も取られています。

しかしこの希望の違いから、なかなか結婚に至るのは難しい道のりのようです。

それでも婚活を死活問題とさせているのは、姉妹の年長者が結婚しなければ次の娘が結婚することはできないという暗黙の決まりごとにもあるのです。

またイランでは未だに「一時婚」の制度が合法とされています。

違法だとする派もあるのですが、イランの国境であるシーア派は合法としているものです。

男女が結婚期間と女性側に払う結納金の金額を取り決めて、婚姻契約を結ぶもの。

期間は数時間から数ヶ月と様々です。

これは婚前の準備期間というものではなく、契約期間が終了すれば継続がある可能性は低いようです。

結婚という責任を逃れつつ結婚生活の模倣を得る事が出来る制度を考え、頻繁に利用する男性も多いのが現状なのだそうです。

この仲介は聖職者が行うことも多いというのも、合法だということで悪びれていない表れです。

しかし女性の側からは「テイの良い女性蔑視の制度」と、かなり評判が悪い。

また男性の結婚に至る意志が生じるのを、大きく阻害しているものとも受け取っているようです。

「普通の結婚なんて金がかかるしメンドクサイ」と考える男性も多数なのです。

こんな制度とも闘いながら婚活をしているイラン女性にも、幸せを掴んで欲しいものです。